イタい日本の発音教育 (3) L & R の発音

by Team Lingvist(佐藤) | 1 February 2018

連載の3回目、今日は日本語にない発音の第3弾 L と R の正しい発音の方法をお伝えします。 日本語の「ラリルレロ」で代用している人も多い L と R の発音。今日でカタカナ英語から脱却しましょう!

イタい日本の発音教育

L の発音

まず、L の音は日本語の「ラリルレロ」よりも舌の位置を前歯側に近づけることを意識しましょう。

ネイティブスピーカーがやっている正しい発音方法は、

舌先を上前歯と歯茎の間くらいにタッチさせて

息を出すときにタッチを解除する

です。

L pronunciation for Japanese learners

試しに、lowと言ってみましょう。 カタカナ英語の「ロー」との違いが分かりましたか?

R の発音

日本でよく聞かれる「R の発音は舌を後ろ側にロールさせる」という指導方法は、間違いではありませんが説明不足です。 舌をロールさせすぎると、気持ち悪い音になります。

R の舌の動きは、日本語の発音には全くないもので若干の訓練が必要です。 今回は、日本人の方にやりやすいように、日本語の「あいうえお」に R の音を乗せる方法でやってみましょう!

普段通りの声で「あーーー」と言いつつ、

少しずつ舌先から3分の1くらいのところで上側に折り曲げてみましょう。

ロールさせるというよりも、上側に折り曲げていくだけで十分です。最大でも90度くらい曲げるくらいです。

R の音は、折り曲がった舌先が平らに戻る瞬間に発音されます。

「あーーー」とは違うくぐもった音になってくるのを感じたら、そのまま「アイト」と言ってみましょう。 英語の right の発音が出来ているはずです。

力ない感じで「いーーー」と言いつつ、

同じように少しずつ舌先から3分の1くらいのところで上側に折り曲げてみましょう。

「いーーー」と違う音になってくるのを感じたら、そのまま「イア」と言ってみましょう。 英語の rear (後部)という言葉の発音が出来ているはずです。

言いたいことに迷っている時のように「うーーー」と言いつつ、

同じように少しずつ舌先から3分の1くらいのところで上側に折り曲げてみましょう。

「うーーー」と違う音になってくるのを感じたら、そのままL の発音に移行してみましょう。 英語の rule (ルール)という言葉の発音が完璧に出来ているはずです。

言い淀んでいる時みたいに「えーーー」と言いつつ、

同じように少しずつ舌先から3分の1くらいのところで上側に折り曲げてみましょう。

「えーーー」と違う音になってくるのを感じたら、そのまま「エイ」と言ってみましょう。 英語の ray(光線)という言葉の発音が美しく出来ているはずです。

最後は、力ない感じで「おーーー」と言いつつ、

同じように少しずつ舌先から3分の1くらいのところで上側に折り曲げてみましょう。

「おーーー」と違う音になってくるのを感じたら、そのまま勢いをつけて「オー」と言ってみましょう。 英語の row (列)という言葉の発音が出来ているはずです。

いかがでしたか? Rの音もできるようになると、だいぶ英語の発音に自信が持てるようになったのではないでしょうか? 発音ができると、英語で話すのも楽しみになりますよね?

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This article is written and distributed courtesy of Bayswater Academy.